概要
京都府南部、京田辺市の住宅地に建つ5戸の分譲住宅である。通常の住戸計画では日当たりの良い南側に住戸を開くが、本計画では眺望の良い北側に積極的に開く住戸計画とした。住戸プランに多様性を持たせるため、5住戸を3つの住戸パターンに分けた。どの住戸も眺望の良い北側の景観を取り込みながら、居住性高い分譲住宅に仕上がった。
審査委員の評価
全体計画として、眺望のよいリビングから繋がるデッキテラスが隣の住戸と連続し、コミュニティを育む配置や間取りの多様なタイプで構成している点を評価した。眺望がよい側が北側だったことで、南北に抜けるリビングを持つ住戸や南北に抜ける2階リビングの住戸など、この場所の特徴を活かした間取りを提案している点も素晴らしい。今後も周辺環境を分析しながら、この場所だからこそ可能なエリアデザインや住宅の内外の空間をスケールを横断しながら検討し分譲住宅の可能性を広げていくことが期待される。