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グッドデザイン賞受賞しました

GOOD DESIGN AWARD 2020ヨッシーワンズガーデン
上津台・IRODORI~彩~

概要

神戸市北区のニュータウン内に位置する6棟の分譲住宅である。建設前は荒廃していた斜面地を事業者が整地し住宅建設段階から苗木を植樹し、居住後は住民自身が斜面地の緑地を整備していく。住居内は6区画全て異なった平面計画とし、テラスを設け自然と触れ合え、住居内から北側に広がる里山的風景が楽しめるようにした。

審査委員の評価

通常なら手を付けないような荒廃した斜面地を丁寧に整備し、周到な植栽計画や住宅の適切な配置とデザインによって、実に美しい風景へと転換させた計画である。の住宅が地形に寄り添いながら並ぶ風景は、敷地の魅力を増幅させているし、また一つ一つが微妙に異なりながらも一体感を持ったデザインになっているのも素晴らしい。平面計画も、地面と地続きにリビングがあったり、逆に上階に開放的なリビングがあったりと、多様な世代や属性を受け止めることのできる計画となっていることも、見事である。

GOOD DESIGN AWARD 2021ヨッシーワンズガーデン
木津梅美台・リンクプロムナード

概要

京都府南部・木津川市のニュータウン内の分譲住宅である。住民単独で整備できない敷地内の大きな法面に、居住者が共同利用できる菜園やデッキテラスなどを事業者が整備し、高低差のある住民交流の場を設けた。住居内はスキップフロアとし、細長い吹抜を介し上下階の繋がりを持つ住居計画とした。住居内外とも高低差が感じられる分譲住宅である。

審査委員の評価

分譲地の法面をコンクリートで固めてしまったりするのではなく、住民共有の菜園やテラスとして利用できるように開発した点が高く評価された。高低差があるので、住宅のプライバシーも守られやすい。一番下の菜園に向かって斜めに降りていく長い道は、歩きながら住民同士の交流が広がりそうな場となっている。住宅のプランも南北を貫く吹き抜けを設けることで、道路側からの視線の抜けを意識した効果的なものとなっている。

立地を活かし、立体的な住空間を創出する建築。
有限会社ランドサット代表取締役 安田利宏 一級建築士

1994年、京都工芸繊維大学大学院修了 坂倉建築研究所を経て、2004年、有限会社ランドサット設立。
現在9年連続、計31件のグッドデザイン賞を受賞、2019年度シンガポールグッドデザインアワード受賞
2018年度iFデザインアワード受賞、2011年 北米照明学会賞受賞するなど数多くの功績を持ち吉村一建設ヨッシーワンズガーデン【木津梅美台】、【上津台】分譲地を手がける。

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