玄関のすぐ近くに設置されたスライドドア付きの大きなクローゼットは、家族全員のアウターや部屋着を収納するのに便利。子どもたちが自分で衣類を掛けられるように、低めのポールも取り付けられており、自主性を育む工夫がされている。 キッチン正面に位置するアイアン製の稲妻階段は、ゆめすみかのオリジナルデザインで、安定感があり上り下りがしやすくなっている。造り付けたスタディカウンターは子どもたちの宿題用。隣にある扉付きのクロゼットにはランドセルや本、文房具などの収納に便利。 あえて扉を付けず、動線を重視した洗面エリア。玄関から一直線につながっているので帰宅時の手洗いうがいがスムーズに行える。脱衣室と分離されているので家族がお風呂に入っている時も気兼ねなく洗面台を利用できる。 ランドリールームを兼ねた脱衣室には、黒いランドリー収納を設置。これは妻がアイデアを出し、夫が設計図を描いたものを、ゆめすみかが造作した特注の収納。便利な引き出し式タオル収納や前開きの洗剤収納など、オリジナリティあふれる使いやすい機能が満載。 主寝室は落ち着いたカラーでまとめられ、リラックスできる空間。大きな窓はありませんが、天井付近に設置された横長の窓が十分な明るさを提供し、朝の目覚めも爽やか。また、ベッドの頭上にはスマホ置き場所として便利な10センチ程度の棚が造り付けられている。この棚は寝る前のスマホ充電や目覚まし時計の設置にぴったりで、機能的かつ使い勝手の良いデザインになっている。 キッチンの裏側には、パントリーと書斎を兼ねたワークスペースを設計。造り付けのデスクや本棚があり、仕事はもちろん、子どものプリント書きにも便利。 2階の子ども部屋は北側斜線の影響で天井に角度が付いてしまったが、逆に遊び心がある部屋になり可愛さがプラスされて嬉しい誤算。クロゼットにはあえて扉を付けず、ハンガーパイプだけを設置。これにより用途が広がり、部屋も広く見える。