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2024.12.12[家づくりについて]

耐震と制震でつくる『震度7』でも倒壊しない注文住宅

こんにちは、ゆめすみかです。

能登半島地震から、もうすぐ1年。まだまだ復旧はままならず、被災地で今もつらい避難生活を送っている方は大勢いらっしゃることでしょう。
本日は改めて、“地震に強い家づくり”について考えてみたいと思います。

今回、地震対策のプロである株式会社アイ・エム・エーの森谷様にお話をうかがいました。
株式会社アイ・エム・エーは、地震対策のデバイスを開発しており、なかでも制震ダンパーの開発・普及に尽力されています。

以下、森谷様のお話の抜粋です。


地震対策には大きく3種類あって、1つ目が耐震。そして、免震と制震があります。
系統で分けると、
耐震=直球。地震力に対し、力で応える構造。
免震・制震=変化球。地震の力をかわし、コントロールする技術。


株式会社アイ・エム・エーが担うのは制震技術ですが、その役割は、耐震構造の弱点をカバーすることです。
ガッチリ頑丈につくるのはよいのですが、実は「頑丈なものは壊れる」という弱点があります。たとえば、高いところから飛び降りてしっかりと両足で着地したとき、力の逃げ場がないので、膝を骨折してしまう。これと同じように、固い建物は強い力で押されたとき、構造に損傷が起こりやすくなるのです。

もうひとつ、共振現象というのがあります。これは、モノ(つまり建物)の固さによって揺れのリズムが変わる現象のこと。固さだけでなく、震源地からの距離や地盤の強さによっても、リズムは変わります。
このとき、震源地が近く、地盤が硬いと、固い(=耐震性の高い)建物ほどよく揺れるという現象が起こります。つまり、せっかく硬い地盤を選んで、耐震性の高い建物を建てたのに、震源地が近いことによって、「自分の家だけがやたら揺れる」ということが起こり得るのです。


そこをカバーするためには、衝撃を受け流し、コントロールする必要があります。
猫が高いところから飛び降りても平気なのは、しなやかで柔軟性のある骨格と筋肉を持っているから。建物も、ただガッチリ固めるだけでなく制震性を加えてあげることで、構造に余裕ができて力を逃しやすくなります。


大事なのは、その“硬さ”と“余裕”のバランスですね。


ゆめすみかでは、株式会社アイ・エム・エー様のオールイン制震ダンパー『Y’sストラクチャー』を導入することで、南海トラフ地震にも耐える注文住宅を実現しています。
ゆめすみかは耐震等級3!制震装置が標準仕様です

もっと詳しく知りたい方は、ゆめすみかのYouTubeでご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=DBHE3UmIbpY