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2025.04.17[家づくりについて]

『断熱等級6』の注文住宅はコスパがいい?大阪の注文住宅事情

こんにちは、ゆめすみかです。

「断熱等級6の家を建てたいけど、コストが心配…」
そんな声をよく耳にします。
より高性能な住宅を選ぶとなると、どうしても初期費用はアップしがち。しかし、長い目で見ると、実は断熱性能の高い家の方がコストパフォーマンスに優れています。
これから大阪で注文住宅を建てる方のために、断熱等級6の注文住宅のコストと費用対効果について考えてみましょう。

 

『断熱等級6』の注文住宅の初期費用

断熱等級6の注文住宅を建てる場合、一般的な省エネ住宅(断熱等級4)と比較して、建築費は10~20%増加するといわれています。たとえば、断熱等級4の注文住宅が3,000万円で建つとすると、これを断熱等級6に仕様変更した場合、300~600万円のコストアップになるということ。
断熱材を高性能なものに変えたり、厚みを増やしたり、サッシや玄関ドアをより断熱性の高いものに変えたり、そういった部分のグレードが上がることによるコストアップです。

 

『断熱等級6』の注文住宅のランニングコスト

300~600万円のコストアップは一見すると大きな出費に感じられますが、この投資がもたらす効果は単なる住み心地の向上だけではありません。

ランニングコストの削減効果

断熱性能の向上は、光熱費の大幅な削減につながります。現行の省エネ基準(断熱等級4)の住宅では、年間の光熱費が30万円を超えることもめずらしくありません。
一方、断熱等級6の住宅では、年間光熱費が25万円弱まで抑えられるという試算結果があります。
つまり、断熱等級を4から6に上げることにより、年間で約6万円の光熱費を節約できるということ。300~600万円の工事費も、5~10年で回収できる計算です。
» HEAT20の注文住宅を大阪で実現するためのコストと効果は?

資産価値への影響

断熱等級6の住宅は、将来的な省エネ基準をも上回る性能であり、資産価値としての評価も高まります。これまでの住宅は「30年で価値がなくなる」と言われてきましたが、高い断熱性能を持つ住宅なら、二世代、三世代にわたって住み継ぐことも可能。
断熱等級6の住宅は、そのような長期的な視点で設計・施工されています。コストアップも「家族のための将来への投資」と考えることができるのではないでしょうか。

快適で、健康で、そして経済的。さらに、資産価値の高さ。
これらのバランスを考えると、断熱等級6の住宅は決して高い買い物ではなく、むしろ賢い選択といえそうです。
家づくりは一生に一度の大きな決断。目先のコストだけでなく、長期的な視点で考えることで、本当に価値のある住まいが見えてくるかもしれません。