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2024.06.27[家づくりについて]

カビ対策にも!造作家具の意外なメリット教えます

こんにちは、ゆめすみかです。

湿気は、家の中の空気をどんよりと重くします。
ジメジメとした不快な環境は、建物の劣化を速めます。
湿度が70%以上になるとカビが増殖し始め、住む人のアレルギーやシックハウスといった症状を引き起こします。

つまり、湿気は住まいの大敵!「ただの湿気」と油断していると、数十年後には取り返しのつかないことになっているかもしれません。

湿気のたまりやすい場所といえば、床下や水回り。押し入れやクローゼットの中なども、空気がよどみがちです。
そして、意外と見落としがちなのが家具のウラ側。家具の背面は通気が悪く、カビの栄養分であるホコリも溜まりやすいなど、カビの繁殖には絶好の環境です。
ためしに、床に置いてある家具をちょっと動かしてみてください。カビ、生えていませんか?

一度生えたカビをなくすのは至難の業です。カビは目に見える部分だけでなく、その奥深くまで根を張るため、表面的な掃除だけでは完全に除去することができません。
だから、カビはとにかく「生やさない」ことが鉄則!

置き家具を小まめに移動させて掃除するのが大変なら、造作家具がいいですね。造作家具なら壁や床との間に隙間ができることもないし、掃除もしやすくホコリが溜まりにくい環境を保てます。
配線でごちゃごちゃしやすいテレビ回りには、造作のテレビボードを。
チェストをいくつも並べているなら、壁一面の壁面収納を。
寝室のナイトテーブルに置いている時計や本、メガネなどの小物は枕元のニッチへ。

お客様のライフスタイルに合わせて自由な発想でデザインできるのが、造作家具の魅力です。

もちろん、すべてを造作家具にするのは難しいでしょうから、置き家具は定期的に動かしてウラ側まで念入りに掃除してあげましょう。
さらに、朝夕の湿気の少ない時間帯に窓を開けて空気を入れ替えることで、カビの繁殖を防ぐことができますよ。

湿気の多い季節は、住まいのメンテナンスが大変ですよね。だけど、大切な家をできるだけ長持ちさせるためには、こうした地道な努力が欠かせないのだということを忘れずに。