HOME
MENU
MENU
BLOG

2024.06.06[家づくりについて]

マイナス金利政策解除で住宅ローンが受ける影響は?

こんにちは、ゆめすみかです。

2024年3月、日本銀行がマイナス金利政策の解除を発表しました。
マイナス金利政策とは、民間金融機関が日銀に預けている当座預金の一部にマイナス金利を適用する政策のことで、お金を預けっぱなしにしておくと日銀への金利が発生してしまうため、民間金融機関は積極的に資金を貸し出しに回します。
そのようにして経済の活性化を促すことがマイナス金利政策の目的であり、これまで低金利が続いた要因のひとつでもあります。

それでは、マイナス金利政策が解除されることで、住宅ローンの金利はどう変化するのでしょうか?
固定金利はすでに上昇傾向を見せています。変動金利も現時点では大きな変化を見せませんが、これから少しずつ上昇に向かう可能性があります。

住宅ローンを借り入れるにあたって、金利動向は重要な要素のひとつ。
今はまだ低金利といえど、金利が上がれば毎月の返済額も、総返済額も増加します。しかし、金利動向を正確に予測することは難しく、そういった金利上昇のリスクを完全に回避することはできません。

だから、これから住宅ローンを組む予定のある方は、金利上昇リスクに備えた借り方を考えましょう!

①固定期間選択型の住宅ローンを選ぶ

固定期間選択型では一定の期間(たとえば、5年とか10年とか)固定金利が適用され、その期間が終了した時点で、再び金利を選びます。金利上昇の影響を一時的に回避できます。

②金利上昇のタイミングで借り換えする

金利が低いうちに変動金利で借りて、金利が上がり始めたら固定金利に借り換えます。当面は低金利の恩恵を受けられますが、借り換えには諸費用が発生するのでご注意を。

③金利上昇のタイミングで繰り上げ返済

預貯金のある方は頭金で使い切ってしまわずに、変動金利が上がり始めた時点で繰り上げ返済します。ただし、金融機関によっては繰り上げ返済手数料が必要な場合があります。

④月々の返済額に余裕を持たせておく

金利上昇に伴う返済額の増加を想定し、余裕をもった返済計画を立てておきましょう。これにより、金利上昇による家計への負担を緩和することができます。

無担保のローンに比べると、住宅ローンは非常に金利が低く設定されています。それでも、住宅ローンが長期にわたる大きな債務でもあることには変わりありません。
ゆめすみかでは、金利動向を見据えながら、お客様1人ひとりのライフプランやご予算に合わせて最良の選択ができるよう、資金計画から丁寧にサポートいたします。
住宅ローン選び、金利選びに迷ったときは、ゆめすみかへご相談ください。

ゆめすみかへのお問い合わせは、こちらから!