HOME
MENU
MENU
BLOG

2022.09.13[家づくりについて]

二世帯住宅の覚えておきたい3タイプ~選び方や注意点は?~

みなさま、こんにちは。
もうすぐ敬老の日ですね。ここ数年、アフターコロナの生活を見据えて、Uターンや親世帯との同居に踏み切る方が増えています。「いずれは同居を」と考えているなら、この機会に二世帯同居についてじっくり考えてみませんか?

二世帯住宅を間取りや構造別に大きく分けると、完全同居型、完全分離型、部分共用型の3つに分類されます。

【完全分離型(独立型)】

●特徴は?
親世帯と子世帯の生活空間を完全に分けたタイプです。1階と2階で世帯を分けた上下分離型(横割り型)と、建物を長屋のように縦割りした連棟型(縦割り型)があります。

●どんな家族向け?
それぞれの生活空間を大事にできるので、親世帯・子世帯のライフスタイルや生活時間が異なる場合にはピッタリ。また将来的に一世帯分を賃貸として貸し出すことも検討しているなら、完全分離型がいいでしょう。

●注意点は?
個室はもちろんLDKや水回り、玄関もすべて別々なので、敷地にある程度余裕のある方向けです。また上下分離型にするなら、生活音に配慮したプランニングが必要。親世帯の就寝後に子世帯が仕事から帰って来るような場合、水回りやリビングが寝室の上部にあると音が気になってしまいます。

【完全同居型(完全融合型)】

●特徴は?
寝室などのプライベートルーム以外、LDK、水回り、玄関などをすべて共有。一般的な住宅と変わらない間取りで二世帯が同居するスタイルです。

●どんな家族向け?
子世帯が共働きで日中家におらず、親世帯と協力して育児や家事を行いたい場合などにオススメ。建築費や建延面積を抑えたい場合にも向きます。

●注意点は?
親世帯と子世帯が一緒にキッチンなどを使うことになるので、家事を主に担う人同士が気を遣う関係だと、しんどい場合も。また共有空間を使う人数が多くなるので、玄関・リビング・キッチン・洗面所など、みんなで使う場所は収納も含めて大きめに取りましょう。

【部分共用型(部分融合型)】

●特徴は?
親世帯と子世帯が生活空間の一部を共有するタイプです。玄関だけ共有するパターン、LDKや水回りの一部を共有するパターンなど、間取りは様々。相談しながら、それぞれの家族にとってちょうど良い距離感を決めていけるのが魅力です。

●どんな家族向け?
程よい距離感を取って同居したい方、プライバシーは大切にしたいけれど二世帯共有の時間も大切にしたい方向け。敷地や住宅資金などの状況に合わせて、細かく二世帯住宅をカスタマイズしたい場合にも向いています。

●注意点は?
水回りやキッチンを分ける場合は、完全分離型同様、生活音が気にならない配置に気を付けて。また光熱費などの分配についてもあらかじめ話し合っておきましょう。玄関以外は別々といった場合、メーターを分けるのも一つの方法です。

同居後の生活を想定しながら、ご家族にピッタリの二世帯住宅を計画してくださいね。
次回は二世帯住宅の空間アイデアをいくつかご紹介します。

///展示場情報///
福田展示場
ABC中百舌鳥住宅公園展示場
ABC千里住宅公園展示場
花博記念公園ハウジングガーデン展示場