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2021.11.04[家づくりについて]

住まいのメンテナンス:床暖房使用中、フローリングに隙間が発生!大丈夫?

こんにちは、ゆめすみかです。
そろそろ、ストーブや床暖房などの暖房器具が活躍しはじめる季節。
この時期になると、床暖房を設置されたお宅から「フローリングの隙間が大きくなった気がするけど大丈夫?」といったお声をいただくことがあります。

そこで今回は、当社で注文住宅を建てられたお客さまにお渡ししている「住まいの手引き」(ご入居後のメンテナンスやトラブルに関する手引書)を元に、“フローリングの隙間問題”にご回答いたします。

Q: 床暖房使用中、床暖房専用フローリングの隙間ができました。大丈夫でしょうか?

A: 床暖房専用フローリングでも、ある程度の隙間が発生することはあります。床暖房を使用しなくなると隙間は軽減します。

木材は切った後も空気中の湿気を吸ったり吐いたりすることにより、伸び縮みします。無垢フローリングはとくに含水率が高く、伸縮しやすい性質です。そのため下部から熱を加えることでフローリングの含水率低下を招く床暖房には向きません。

床暖房を設置する際は通常、伸縮を抑えた床暖房専用フローリング(床暖房専用無垢フローリング)を使用します。ただ専用部材でも乾燥時にある程度は隙間が発生。使用を停止しているときに元に戻るようなら問題ありません。

とは言え、あまりに隙間が大きいという場合は、建てるときに床暖房専用の部材を使っている可能性も考えられます。また自然のままのラフな風合いを活かしたフローリングの場合は、含有率が高めで伸び縮みの誤差が大きいものも。使用商品が分かっている場合はご自身で性質を確認してみるか、住宅会社に問い合わせてみると良いでしょう。

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