2022.08.23[家づくりについて]
傾斜地の家のメリットと気を付けたいポイントは?(後編)
こんにちは、ゆめすみかです。
前回投稿(https://yumesumika.jp/wp2/blog/傾斜地の家のメリットと気を付けたいポイントは?(前編))に続いて、傾斜地の家についてお話しします。
後編では傾斜地の土地を選ぶ際の注意点をご紹介!
~傾斜地の注意点~
【地盤改良工事が必要な場合がある】
比較的、土地価格が手ごろな点が人気の傾斜地。場合によっては、かえって費用がかかることも。あらかじめ造成済みの分譲地などを除いて、地盤改良や地盤補強の工事が必要となる場合があるため要注意です。
【急傾斜地崩壊危険区域の場合がある】
がけ崩れや崩壊の恐れがある、急傾斜地崩壊危険区域かどうか事前にチェックしましょう。危険区域で住宅を建てる場合、排水施設や擁壁などの工事が必要。新たに造成されたニュータウンなどの分譲地に関しては、すでに擁壁工事済の状態で販売されていることがほとんどです。
【2m以上の擁壁は申請が必要、劣化も注意】
家を建てる際、斜面の崩壊を防ぐ擁壁(土留め)工事をする場合、2mを超える擁壁構築には建築確認申請が必要です。またすでに擁壁が設置されていても、劣化しているため、新たに工事が必要となることがあります。擁壁の破損だけでなく、水抜き穴や排水溝の有無も確認しておきましょう。
新たな擁壁工事や劣化部分の補強工事が必要かどうか、必要な場合の高さや費用はどれくらいか、しっかりチェックする必要があります。
【道路より低い土地は雨水が流れ込むことがある】
敷地が道路より低い場合、敷地内の水が外へ流れづらいため水はけが悪くなり、床下浸水が起こることも。また湿気による結露やカビが発生しやすくなります。このため、排水計画を見極める必要があります。
このように、傾斜地を見極めるには、かなりの目利きが必要。信頼できる会社が造成した分譲地などを購入するのでなければ、土地に詳しいプロと一緒に土地探しをするのが安全です。ゆめすみかではもちろん、土地探しからお手伝いしていますよ!
BC中百舌鳥住宅公園展示場
ABC千里住宅公園展示場
花博記念公園ハウジングガーデン展示場