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2025.03.20[家づくりについて]

大阪でつくる高気密高断熱住宅、省エネ住宅との違いは?

こんにちは、ゆめすみかです。

近年、省エネ住宅への関心が高まっていますが、本当の快適性を追求するなら”高気密高断熱”住宅にも注目してみてください。
本日は高気密高断熱住宅をご存じない方のために、高気密高断熱の定義や省エネ住宅との違いについてお話しさせていただきます。

高気密高断熱住宅とは?

高気密と高断熱、この2つの性能が組み合わさることで、理想的な居住環境が実現します。

高気密とは、建物の隙間をできるだけふさいで気密性を上げ、外気の侵入を防ぐこと。これを数値化したものが『C値』であり、C値の数値が小さいほど気密性が高く、外気が侵入しにくい住宅であると判断できます。

一方、高断熱は建物の外皮(外壁、窓、屋根などの建物外周)性能を高めて熱の出入りを抑える技術のこと。断熱材の性能や施工方法によって、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を作り出します。

一般的な省エネ住宅との違い

国で定めた省エネ基準で規定されているのは、断熱性能のみ。気密性については規定がありません。つまり、今年(2025年)4月に省エネ基準が義務化されても、気密性については依然として住宅会社各社の考え方や施工技術に委ねられるということ。
そのため、ZEH水準や断熱等級6を満たしていても、気密性は基準以下という住宅が、今後は増えてくると予想できます。
さらに注意したいのは、国の規定だけでなく、民間基準である『HEAT20』でも気密性の規定はないということ。

高気密がもたらすメリット

住宅の気密性能を上げると、室内の空気循環をコントロールしやすくなります。それによって、受ける大きなメリットは以下のふたつ。

・冷暖房効率がよくなり、省エネ性が向上。
・室内外の温度ムラが少なくなり、ヒートショックのリスクが軽減。

これらの効果により、光熱費を削減しながら、年中快適で健康な暮らしを実現できます。

ただし、気密性が高いと湿気の逃げ場がなくなり、結露しやすくなります。

・きちんと通気層を設けること
・24時間換気を止めないこと

以上の2点を守り、高気密高断熱住宅をより快適に!