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2025.05.22[家づくりについて]

大阪で建てる高性能注文住宅。断熱等級6の坪単価は?

こんにちは、ゆめすみかです。

近年、断熱性能の高い住宅への関心が高まっていますが、なかでも断熱等級6の注文住宅は、省エネ性と快適性を両立させた住まいとして注目を集めています。
しかし、「高性能な家は高額なのでは?」という不安から、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。今回は、断熱等級6の住宅の坪単価について、実際のところをお伝えします。

 

断熱等級4と断熱等級6のコストの差

断熱等級4は、今年4月から適合義務化された省エネ基準です。
断熱等級が上がれば、それだけ高性能な建材を使用する必要があるのと、高性能な建材を使用すると建物重量が増えるので、その分、構造強度も高めなければなりません。
これらの要因により、断熱等級が上がることでコストもアップします。

断熱等級6の住宅は、一般的に断熱等級4の住宅よりも、建築費が300万円ほど高くなるといわれています。
» 『断熱等級6』の注文住宅はコスパがいい?大阪の注文住宅事情

最近の戸建て住宅は30坪前後が主流なので、コストアップ分を30坪で割ると、坪あたり約30万円の追加コストになります。
断熱等級4の家が坪単価100万円だとすると、断熱等級6の家の坪単価は約130万円という計算になります。

 

断熱等級6の坪単価を下げる方法

断熱等級6の住宅をより手の届きやすいものにするために、いくつかのコストダウン方法が考えられます。

(1)間取りをオープンにする

間仕切りを極力減らしたオープンな間取りにすることで、壁や建具にかかるコストを削減できます。

(2)形状をシンプルにする

凹凸の少ないシンプルな外観形状にすることで、施工の手間や建材にかかる費用を削減できます。

(3)面積を小さくする

建物を2~3坪小さくすれば、単純計算で260~390万円コストダウンできるため、コストアップ分を相殺できます。

こうした工夫により、断熱等級6の注文住宅でも予算内に収めることが可能になります。

 

長い目で見るとコスパがよい断熱等級6

初期費用は若干高くなりますが、断熱等級6の住宅は長期的に見ると一般的な住宅よりもコストパフォーマンスに優れているといえます。
まず、冷暖房にかかる光熱費を年間60,000円ほど節約できます。10年以内でコストアップ分を回収したあとも、省エネ性能は維持できます。
» HEAT20の注文住宅を大阪で実現するためのコストと効果は?
さらに、高性能住宅ということで資産価値も上がります。

住宅は一生に一度の大きな買い物。目先のコストだけでなく、長期的な視点で判断することが大切です。
快適な暮らしと省エネを両立させる断熱等級6の住まいで、これからの時代にふさわしい住環境を手に入れてみませんか?