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2022.05.17[家づくりについて]

実はメリットいっぱい北向きの家

こんにちは、ゆめすみかです。
現在、土地探し中の皆さま。住むなら“南向き”“角地”という考えにとらわれて、いい土地を逃していませんか?
意識しておきたいのは「南向きイコール日当たり良好」ではないということ。隣家との位置関係や前面道路の状況次第では、日差しが遮られたり、昼間もカーテンが明けにくかったりという事態が起こりえます。

一方で日当たりが悪くて暗い、じめじめしていると思われがちな北側にリビングや玄関がある家でも、設計次第で明るく開放的に暮らすことが可能です。

例えば、ゆめすみかと建築家の安田利宏先生がコラボして、グッドデザイン賞を受賞したこちらの施工事例。北側に吹き抜けのリビングやウッドデッキを設け、大きな開口部を取っています。北側が斜面になっているため、高台から木津川市内の眺望を楽しめ、なおかつ通りからの視線を気にする必要がありません。設計に当たって北向きのメリットを存分に活かしつつ、デメリットを上手にカバーしています。

~北向きのメリット~
直射日光が入りにくいため、夏場に強すぎる日差しや気温上昇に悩まされる心配がなくなります。また同じ部屋で影と日向がくっきり分かれるといったことも少なく、室内の明るさが比較的均一。床や壁紙の日焼けによる痛みも軽減できます。

~北向きのデメリット~
日照時間が短く、光が届きづらいため、湿気対策が必須。何も対策しなければ寒く、暗い部屋になりがちです。
ただしパッシブデザインを意識して窓の位置や大きさ、庇の長さなどを工夫することで、こういったデメリットは解消可能。上記の施工事例では大開口と吹き抜けで、通期の良い空間を保っています。最近では断熱性や遮熱性の高いサッシ・窓ガラスも増えているので、冬場の寒さを気にせず北側に大きな窓を取りやすいですよ。

南向きに比べて人気の低い北向きの土地も候補の一つとして検討することで、選択の幅がグンとアップ。条件のいい掘り出し物に出会える可能性もあります。
ゆめすみかでは、土地探しから家づくりをお手伝い。更地の状態で日当たりが良いかどうかではなく、家を建てた後の採光性や快適性を見越して、アドバイスさせていただいています。

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