2025.08.07[家づくりについて]
高断熱なのに結露?大阪の注文住宅で見落とされがちな原因とは
こんにちは、ゆめすみかです。
「新築の高断熱住宅に住んでいるのに、結露に悩まされている」という話を耳にすることがあります。
「高断熱なのになぜ?」と疑問に思われるかもしれませんが、実は、高断熱住宅でも結露が発生するケースは少なくありません。
そもそも、なぜ結露するのか

高い断熱性能を持つ住宅でも、設計や施工、そして暮らし方によっては結露が発生することもあります。
なぜ、結露するのか
結露とは、空気中の水蒸気が冷えた部分で水に戻る現象です。多くの方が思い浮かべるのは窓ガラスの結露ですが、実は壁の中や床下で知らないうちに“見えない結露”が起こる場合も――。
この見えない結露は、カビや腐朽菌の発生原因となり、建物の耐久性に深刻な影響を与えます。
冬だけじゃない?夏の結露
結露というと冬のイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は結露は夏場でも起こりうるものです。とくに、見えない結露。冷房で室内の空気が冷やされると、外気との温度差で建物の内側に水滴が発生します。
高断熱・高気密な住宅ほど内部に湿気がこもりやすく、結露のリスクは上がります。
高断熱住宅でも結露する理由
高断熱住宅でも結露が起こる原因は、いくつか考えられます。
・断熱材の入れ方や気密処理の不備
・通気計画が不十分
・住まい手の暮らし方
つまり、結露させないためには断熱性能を高めるだけでは不十分で、正しい設計・施工に加えて、暮らし方まで考えた総合的なアプローチが必要なのです。
断熱以外で気を付けること

先述したような理由での結露を防ぐためには、以下のポイントに注意する必要があります。
気密をしっかりとる
外からの隙間風や空気の漏れは湿気の出入り口にもなるため、断熱性能を生かすには気密性が不可欠です。
だから、ゆめすみかでは現場ごとに気密測定を実施し、精度の高い施工を徹底。C値0.5以下を標準とし、確実な気密性能を確保しています。
通気・換気は計画的に
気密性の高い建物では、家の中の湿気が壁の内部に蓄積されてしまうため、通気層を設けて湿気を外へ逃がしてあげる必要があります。
さらに、空気が滞留することのないよう、24時間換気システムで計画換気を。適切な換気で新鮮な空気を入れながら、余分な湿気を排出することが大切です。
暮らし方も注意したいポイント
結露させないためには、湿気の原因を排除しなければなりません。
たとえば、洗濯物の室内干しや加湿器の多用は湿度を上げる原因に。石油ストーブや石油ファンヒーターなど燃焼系の暖房器具も、水蒸気を出すので避けた方がよいでしょう。
調理時や入浴後の換気もしっかりと行ってください。
日常生活の中で発生する湿気をコントロールすることは、重要な結露対策の一環です。
結露しない家をめざして

ゆめすみかでは、断熱性能だけでなく『設計』『施工』『暮らし方』の三位一体で家づくりを進めています。
結露のない快適な住まいは、家族の健康と建物の長寿命化にもつながります。見た目の美しさだけでなく、見えない部分の性能にもこだわった真の高性能住宅を、ゆめすみかと一緒につくりませんか?
» 湿気・結露対策バッチリの部材で梅雨も快適な家づくり
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