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2022.06.16[家づくりについて]

2022年・長期金利が上昇!今ローンを組むなら「変動」と「固定」どっち?

こんにちは、ゆめすみかです。
今年に入って、長年低金利で水位していた住宅ローンの固定金利が上昇!「変動金利はいつ上昇するの?」と注視されています。これから家を建てる方にとっては、大きな問題ですよね。
住宅金融支援機構が2021年の4月、ローン利用者を対象に行った「民間住宅ローン利用者の実態調査」では、全体の68.1%が変動金利を選択していましたが、ここに来て「固定金利の方が安心では?」と考える方も増えているようです。
変動金利と固定金利の基本事項を踏まえ、今後の住宅ローン選択について考えてみましょう。

~踏まえておきたい変動金利と固定金利の基本事項~

【変動金利】

変動金利の特長は:
一般的に変動金利は固定金利に比べて、借入時の金利が低いというメリットがあります。半年ごとに見直される金利が下がれば返済額が減り、逆に上がれば返済額も増額。
ただし住宅ローンの場合、急激な金利上昇で利用者が困ることのないよう、金利上昇後も5年間は返済額が変わらない「5年ルール」が設けられています。また6年目からの返済額もこれまでの125%までしか上げることができない「125%ルール」も存在。このようなことから、変動金利とは言え、短期間でいきなり返済額が大きく上がることはありません。
こんな人に向いています:
5年ルール・125%ルールの影響もあって、短期間にローンを完済する場合は金利上昇の影響を受けにくくなります。借入期間が短かい方や借入額が小さい方で、金利変動リスクに対応できる資金がある場合は、変動金利向きと言えるでしょう。

【固定金利】

固定金利の特長は:
あらかじめ決められた期間、金利が固定されているローンです。返済期間中に世の中の金利水準が上昇しても返済額が上がらないのがメリット。ただし変動金利に比べて、金利は高く設定されている傾向にあります。
固定金利は5年、10年など、金利が固定される期間を選ぶ「固定金利選択型」と、完済するまでずっと金利が固定されている「全期間固定型」の2タイプ。「固定金利選択型」は固定された期間後、金利が見直されます。「全期間固定型」の代表的な住宅ローンが「フラット35」です。
こんな人に向いています:
金利が上昇する不安を抱えたくない方、長期的に家計の計画を建てたい方に向いています。
また借入期間が長い方向きと言えるでしょう。

~これから住宅ローンを組むなら、変動と固定どっち?~
現状、固定金利のみが先行して金利が上昇。もともと金利は固定>変動でしたが、その金利幅はさらに大きくなっています。また変動金利の金利引き下げ幅が縮小され、基準金利が上がるまでにはタイムラグがあるため、今後すぐに変動金利上昇ということは無さそうです。さらに上記の5年ルール・125%ルールもあるため、借入期間が短かい方や借入額が小さい方が今の段階で住宅ローンを組む場合は、従来通り変動金利の利点を享受できるでしょう。一方で返済期間の長い方の中には、金利は高くても10年先、15年先の安心を考えて全期間固定型のローンを選ぶという方が増えてきています。
また住宅ローンを組む際は、ほとんどの住宅ローン商品で加入が義務付けられている団体信用生命保険(団信)にも注目してください!三大疾病特約・八大疾病特約・ガン保障特約などのついた団信も多く、住宅購入を期に生命保険を見直せば、月々の出費を抑えられます。
金利だけでなく総合的に見て、住宅ローン商品を選びましょう。

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