2025.07.17[家づくりについて]
C値が小さい家って?大阪の注文住宅“気密性能”の実力とは
こんにちは、ゆめすみかです。
「夏、暑すぎて冷房がきかない」
「冬は暖房をつけても、なかなか部屋が暖まらない」
「エアコンの時期は電気代が高くて……」
こういった季節の悩みは全国共通。大阪においても、夏や冬の過ごしにくいさ、電気代の心配は他人事ではありません。

実は、その背景には”家の隙間”が大きく関わっています。
C値とは何か?気密性能の指標
昔は「隙間風が入って寒い」とよく言ったものですが、昭和の家というのは気密に対する意識が低く、延べ30坪の家ならハガキ数十枚分に相当する隙間面積があると言われていました。
どんなに高性能なエアコンを使っても、家に隙間があると冷暖房の効率は大幅に下がってしまいます。
そんな隙間の大きさを示す、C値という数値があります。正式には『相当隙間面積』といい、建物全体の隙間面積を延床面積で割って算出します。
C値 =隙間相当面積(cm²)÷ 延床面積(m²)
この数値が小さいほど隙間が小さいと評価でき、一般的にC値1.0以下の住宅を『高気密住宅』といいます。C値1.0の住宅は、延床面積30坪の家で、はがき1枚分程度の隙間。C値0.5であれば、その半分。昭和の家に比べると、現代の高気密住宅は隙間の大きさがかなり絞られていることがわかります。
» 今さら聞けない住まいの断熱・気密性能。UA値、C値って何?
高気密な注文住宅のメリットは?
高気密住宅の最大のメリットは、冷暖房効率の向上です。

家の隙間が少ないため、エアコンで冷やした空気や暖めた空気が外に逃げにくく、室内の温度を一定に保つことができます。結果としてエアコンが常時フル稼働ということがなくなり、光熱費の削減につながります。
外気の侵入も防げるため、暖房をしたリビングは暖かいのに脱衣室やトイレが寒いといった温度ムラも解消され、家全体が快適な温度に保たれます。
さらに、隙間をなくすことで計画換気がしやすくなり、結露やカビの発生も抑制できます。これは家を長持ちさせるという意味でも、ご家族の健康面でも、大きなプラスになりますね。
断熱と気密はセットで考える
この春(2025年4月)から省エネ基準が義務化されたこともあり、今、断熱性能に注目が集まっています。しかし、断熱だけでは十分ではありません。どんなに高性能な断熱材を使っても、隙間があれば熱が出入りするからです。
とくに大阪のような高温多湿の地域では、気密性が暮らしの質を大きく左右します。湿気の侵入を防ぐことで室内環境を安定させ、花粉や外部の騒音をシャットアウトする効果も期待できます。

気密性と断熱性は、いわば車の両輪のような関係。どちらか一方だけでは、真の快適性は実現できません。
» 大阪でつくる高気密高断熱住宅、省エネ住宅との違いは?
ゆめすみかの高気密住宅へのこだわり
ゆめすみかでは、自社設計・施工による高精度な施工管理を徹底しています。設計段階から気密性を考慮し、施工時には細部にわたって丁寧な作業を行います。
さらに、すべての住宅で気密測定を実施。C値0.5以下を標準としており、実際の数値でその性能を確認していただけます。
C値は目に見えず、完成しても効果がわかりにくい部分です。しかし、毎日の暮らしに直結する重要な要素。建てた後で後悔しないためには、まず自分の家の数値をきちんと知っておきましょう。
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