間口の広い玄関。玄関横の扉を開けるとシューズインクロゼットがあり、そこにもご自身で作成したフックなどを取り付け、機能的に収納できるようにセッティング。ニッチの中の壁や廊下正面の壁はエコカラット。エコカラットを美しく照らす照明も製作し、取り付けた。 冬は22度、夏は25度になるよう設定し、24時間エアコンを稼働。洗面室もキッチンも家中が快適温度なのでとても暮らしやすい。太陽光発電やエコキュートがあり創エネができるので、光熱費で支払った分だけ売電できているとか。気に入っているというリビングの吹き抜けに面した高い窓からは、月が見えて癒されるとのこと。この窓も適当につけたのではなく、日射時間や光の角度など全て厳密に計算して窓の大きさや場所を決めたとか。 フルオープンの対面キッチンは使いやすいと大好評。手元が見えないようにカウンターを少し高めに設定したので、生活感が出ずいつもスッキリ。大型のパントリーもあり、収納スペースも充分。窓の下に造りつけられたカウンターはパソコンやプリンターを置き、書斎代わりに使っている。 玄関の土間から続く教室スペース。入ってすぐに手洗いができるよう洗面台も設置。靴を脱ぎ履きしなくてもいいので好評。リビングなど家族の生活圏を通らずトイレに行けるような動線にも配慮している。 稲妻階段はお施主様ご自身の会社で製作し、施主支給したオリジナルのもの。強度が高く、揺れない上に傾斜も緩やかなので、上り下りしやすい。この傾斜はご自身のデスク+愛犬のケージ+ロボット掃除機の基地がぴったり階段下に収まるようご自身で計算して角度を導いた。階段横の壁に飾られたアートは娘さんの作品。白い壁にアートが映える。 玄関から続く廊下の隣にしつらえられた和室。吊り収納の下にある地窓からはガーデニングが見える。収納式の引き戸なので、全面開放もでき、和室の用途が広がる。また、廊下にそったクロゼットは4人家族それぞれのロッカー的役割。帰宅したらすぐにカバンやアウターを収納でき、また届いた宅配便などを仮置きできるので重宝しているとか。 ラグジュアリーなデザインに仕上げたトイレ空間。ポーセラーツの教室に通う生徒さんも使用することから、ホテルライクのコーディネートを希望した。背面のカウンターの下は床面まで収納になっているので、トイレットペーパーなどのストックもたっぷり収納可。掃除道具などは手洗いカウンターの下に収納し、美しさをキープしている。