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2022.11.17[家づくりについて]

キッチン表面仕上げの違いを教えて!バイブレーションやエンボスって何?

今回お届けするのは、キッチンのワークトップの素材に関するお話!以前の投稿でご紹介した、キッチン天板によく使われる4素材(ステンレス、人造大理石、ホーロー、セラミック)のうち、ステンレスについて掘り下げたいと思います。

ステンレスといえば、比較的リーズナブルな素材でありながら、丈夫で熱や汚れに強く扱いやすいのが魅力。一方で、細かい傷や水滴の跡が付きやすく、経年劣化によるくすみが目立ちやすいといった弱点もあります。ただ最近では、このようなウィークポイントを軽減する高性能ステンレスも登場。傷や水滴が目立たず、デザイン的にも優れた表面加工が人気を呼んでいます。
中でもよく耳にするのが、バイブレーション仕上げ、ヘアライン仕上げ、エンボス仕上げの3つ。それぞれの特長を順に見ていきましょう。

~ステンレスキッチンを格上げする表面仕上げ(加工)~
⚫バイブレーション仕上げ
表面を研磨して細かいスクラッチを施した仕上げのことです。最初から研磨目が入っていることで、小さなキズなどが目立ちにくいのが特長。光の反射が少ないため光沢が柔らかく、使い込まれたような温かみと落ち着きのあるデザインです。写真はPanasonicシステムキッチンのステンレスカウンター・バイブレーション仕上げ。不規則な研磨模様が、お分かりになりますか?
ゆめすみか福田展示場のPanasonic Lクラスキッチンは人造大理石カウンターですが、バイブレーション仕上げのステンレスカウンターも選択可能。リクシルやクリナップのキッチンでもバイブレーション仕上げをお選びいただけます。


出典:Panasonicシステムキッチン(https://sumai.panasonic.jp/kitchen/concept/detail.php?id=Counter

 

⚫ヘアライン仕上げ
バイブレーション仕上げ同様、研磨目を付けた仕上げです。研磨によって、ヘアライン(髪の毛のような細い筋)が付いているのはバイブレーション仕上げ同様。ただしこちらはランダムヘアラインではなく、単一方向に細く長い筋が付いています。
写真①がヘアライン仕上げ、➁がバイブレーション仕上げ。見比べるとよくわかりますね。


出典:Panasonicシステムキッチン
https://sumai.panasonic.jp/kitchen/concept/detail.php?id=Counter

 

 ⚫エンボス仕上げ
ちょっと見ただけでは分かりづらいですが、表面に細かい凹凸のある仕上げです。物をぶつけたり、こすれたりしても凸部分で食い止められるため、キズの入る面積を小さくできます。目立つ大きなキズ入りを避けられるため、ステンレスの美しさを長く保つことが可能。グリップが効くので、上に置いた物が滑りにくいのも特長です。パナソニック、リクシル、クリナップなどメーカーごとにエンボス形状を工夫。汚れの付きにくさや、拭きとりやすさにも配慮した加工を行っています。


出典:Panasonicシステムキッチン

同じステンレスでも加工方法で、ずいぶん表情や特性が変わるのが、お分かりいただけましたでしょうか。ワークトップを選ぶ際は、表面の仕上げまでしっかり検討して選んでくださいね♪

///展示場情報///
福田展示場
ABC中百舌鳥住宅公園展示場
ABC千里住宅公園展示場
花博記念公園ハウジングガーデン展示場