HOME
MENU
MENU
BLOG

防災グッズだけでは足りない?家づくりで考える「もしもに強い家」

2026.09.04 [家づくりについて]

9月は防災月間です。非常食や飲料水を買い足したり、防災バッグの中身を見直したりするご家庭も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、日頃の備えは大切です。ただ、災害が起きたときに家族を守り、その後も暮らしを続けるためには、グッズをそろえるだけでなく「家そのもの」を強くしておく視点も欠かせません。

 

地震が起きても倒壊しにくいこと。停電や断水が起きても、必要なものをすぐ取り出せること。避難経路をふさがないこと。今回は、注文住宅だからこそ計画できる「もしもに強い家」のつくり方を考えます。

まず考えたいのは、地震に耐える建物の強さ

地震への備えで土台になるのが、建物の耐震性能です。

耐震等級は、建物が地震にどれだけ耐えられるかを示す指標。等級1から3まであり、耐震等級3が最も高い水準です。間取りやデザインを考えるときには、広いLDKや大きな窓だけを先に決めるのではなく、壁の配置や建物全体のバランスも含めて検討することが大切です。

 

また、耐震とあわせて知っておきたいのが「制震」という考え方。耐震が建物の強さで揺れに耐えるのに対し、制震は装置によって揺れのエネルギーを吸収し、建物への負担を抑えます。

一度の大きな揺れだけでなく、その後に続く余震まで考えるなら、耐震と制震を組み合わせて備えることが安心につながります。

耐震と制震でつくる『震度7』でも倒壊しない注文住宅

防災用品は「しまえる」より「すぐ使える」場所へ

非常食や飲料水、携帯トイレ、懐中電灯、モバイルバッテリー。必要なものをそろえていても、収納の奥に入り込んでいては、いざというときに取り出せません。

防災用品の収納場所は、玄関や土間収納、パントリーなど、家族全員が把握しやすい場所がおすすめです。

玄関まわりには、持ち出し用の防災バッグやヘルメット。パントリーには、日常的に消費しながら補充する飲料水や食品。携帯トイレや衛生用品は、トイレの近くにまとめる。このように用途ごとに置き場所を分けると、非常時にも迷いにくくなります。

収納量だけでなく「何を、どこで使うか」まで考えることが、実際に役立つ防災収納のポイントです。

停電・断水時の暮らしも間取りから考える

災害後、建物に大きな被害がなくても、電気や水道がすぐに復旧するとは限りません。そんなとき、日中に自然光が入る場所や、家族が一緒に過ごせる空間があると安心です。

 

たとえば、LDKに光を取り込みやすい窓を設けておけば、停電時の日中も過ごしやすくなります。玄関からキッチンやパントリーまでの動線が短ければ、備蓄品の運び込みもスムーズ。家具の転倒で避難経路がふさがれないよう、家具の配置や造作収納を計画しておくことも大切です。

太陽光発電や蓄電池を採用する場合は、「停電時にどの家電を、どのくらい使いたいか」まで具体的に考えて容量を検討しましょう。

いつもの暮らしやすさが、もしもの安心につながる

災害への備えというと、特別な設備が必要だと思われがちです。しかし実際には、取り出しやすい収納、移動しやすい動線、明るいLDK、倒れにくい造作家具など、普段の暮らしやすさを丁寧に考えることが防災にもつながります。

 

ゆめすみかでは、耐震性能だけでなく、ご家族の暮らし方に合わせた間取りや収納計画まで含めてご提案しています。

 

「今の防災対策で十分?」「家を建てるとき、何を優先すればいい?」と感じたら、ぜひお近くの展示場でご相談ください。毎日の心地よさと、もしもの安心を両立する住まいを一緒に考えましょう。

 

参考:国土交通省「住宅性能表示制度」
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/hinkaku.htm

参考:内閣府「防災情報のページ」
https://www.bousai.go.jp/

次へ 前へ 一覧に戻る